マカオはとても興味深い場所で、面積は30.8平方キロメートル（羽田空港の約2倍）という広さに、多くの教会とカジノが点在しています。
教会は「天国」を象徴し、カジノは世界の多くの国で禁止されている「罪」を象徴しています。
マカオでのカジノの魅力
マカオの教会は、かつてポルトガル人によって建てられたもので、カジノは20世紀にポルトガル人が税収を増やすために急速に発展させた産業です。
もし賭けに負けた場合は、教会で懺悔し、神に許しと寛容を祈ることができます。そして、翌日には心安らかに再び賭けに臨むことができるでしょうwww
マカオは「世界カジノ三都」の一つとされており、カジノ業界はマカオ政府によって経済の基幹産業と位置付けられています。なんと、マカオの人々のうち約5人に1人がカジノ業界に従事していると言われています。
マカオのカジノは、アメリカのラスベガスと比べると、テーブルゲームが中心で、売上の95%を占めています。対照的に、ラスベガスではスロットが主な収入源になっています。
マカオのカジノ営業時間
マカオのすべてのカジノは24時間365日営業しています。マカオの法律によれば、緊急事態や国葬などの特別な状況を除いて、カジノはいつでも営業を停止することはできません。
マカオのカジノでの注意事項
マカオのカジノガイド
マカオのカジノは主に「マカオ半島」と空港がある「コタイ」の2つの島に集中している。次に、それぞれのエリアについて紹介するね。
マカオ「コタイ地区」のカジノ
「コタイ」とは、マカオで土地不足を解消するために埋め立てによって誕生したエリアで、もともと独立していた「コロアン」と「タイパ」の2つの島をつなげて作られました。
この「コタイ」という名称は、それぞれの島の名前であるポルトガル語の「Coloane（コロアン）」と「Taipa（タイパ）」の頭文字を組み合わせたものです。
もし1日でマカオの「コタイ地区」にあるカジノを体験したいのであれば、以下のルートをおすすめします：
「スタジオ・シティ・マカオ」→「ザ・パリジャン・マカオ」→「ザ・ベネチアン・マカオ」→「シティ・オブ・ドリームス」→「ウィンパレス」→「MGMコタイ」
②ザ・パリジャン・マカオ
カジノゲーム：マージャン、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、シックボー、スロットなど
ザ・パリジャン・マカオ
「ザ・パリジャン・マカオ」は、フランス・パリの建築スタイルを模しており、ホテルの隣には実物の半分の大きさのエッフェル塔が建てられています。「ザ・パリジャン・マカオ」の内部は、パリの街並みやいくつかのヴェルサイユ宮殿の要素を取り入れ、非常に華麗で豪華です。
「ザ・ベネチアン・マカオ」と「ザ・パリジャン・マカオ」は同じグループに属するカジノで、提供されるカジノゲームの内容はほぼ同じです。ですが、「ザ・パリジャン・マカオ」は少し小さめで、いわゆる中型カジノに分類され、約450台のテーブルゲームと2,000台以上のスロットマシンがあります。
「ザ・パリジャン・マカオ」のロビーには、中央に大きなチューリップのアートガーデンがあります。ここは写真スポットとして人気です。また、右手にはマカオ名物のエッグタルトが売っていて、ベッカムも食べたことがあるそうです。
ショッピングモール内では、30分ごとにアクロバットやダンス、楽器演奏などのパフォーマンスが見られます。カジノに行かなくても、ぜひ立ち寄ってみて。
③ザ・ベネチアン・マカオ
カジノゲーム：マージャン、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、シックボー、スロットなど
ザ・ベネチアン・マカオ
ザ・ベネチアン・マカオは、イタリアのベネチアをテーマにしたカジノリゾートで、約49万平方メートルの広さを誇り、世界最大級の規模を誇ります。
ザ・ベネチアン・カジノでは現金は使えないため、アカンターでチップに両替する必要があります。カジノ内は広く、4つのエリアに分かれており、約870台のテーブルゲームと3,000台以上のスロットマシンがあります。プレーヤーの約80%はバカラ、ブラックジャック、シックボーなどのテーブルに集まっています。ちなみに、カジノ内を観光するだけでも、ワインやソフトドリンクは飲み放題で楽しめます。
ただ、ザ・ベネチアン・マカオで一番有名なのはカジノよりもショッピングモールかもしれません。3階に位置するベネチアン・ショッピングセンターは、マカオ最大の室内ショッピングモールで、巨大な天井に描かれた絵画が特徴です。コンピューター制御の照明で、朝や夕方、日の出や日没の空模様を再現し、まるで本物の空のような雰囲気が楽しめます。
中央には3本の室内運河が流れており、ゴンドラに乗ってショッピングモール内を巡ることができ、まるでベネチアを訪れたかのような体験が楽しめます。
ターミナルや空港からは、無料シャトルバスが「ザ・ベネチアン・マカオ」まで直通しており、空港からバスでわずか10分で到着します。
➃シティ・オブ・ドリームス
カジノゲーム：バカラ、シックボー、ブラックジャック、ルーレット、スロット、そして中国の賭けゲームなど。
シティ・オブ・ドリームス
「シティ・オブ・ドリームス」と「スタジオ・シティ」は、どちらもマカオのカジノ王の息子が運営しているので、伝統的なカジノのような宮殿風の豪華さではなく、未来的なデザインが特徴です。
全体的にスタイリッシュでモダンな雰囲気があり、特に若い人たちに人気です。カジノエリアには400台以上のテーブルゲーム、2000台のスロットマシンがあります。
「シティ・オブ・ドリームス」でカジノ以外で有名なのは、水をテーマにしたアクロバティック系ショー。マカオに来たら絶対見るべきショーの一つで、家族と一緒ならぜひチェックしておきたい。
「ザ・ベネチアン・マカオ」と「シティ・オブ・ドリームス」は別々のグループですが、無料シャトルバスで直接的に移動できます。
⑤ウィンパレス
カジノゲーム：ポーカー、バカラ、シックボー、ブラックジャック、ルーレット、スロットなど。
ウィンパレス
Wynn系のカジノはミニマムベットが高めで、1,000HKDや2,000HKDからのテーブルが多いので、カジノ初心者には少し入りにくいかもしれません。
ウィン・パレスは広くて豪華で、外には大きな人工湖があって、20分ごとに音楽に合わせた噴水ショーが楽しめます。夜はライトアップされて、特にきれいです。外から無料のロープウェイで中に入ることができ、ロープウェイから噴水ショーやウィン・パレス全体を見下ろせて、景色も最高です。
また、カジノ内は撮影禁止なので、カジノのトイレの写真しか撮れませんが、その豪華さからウィン・パレス内部の雰囲気がどれだけ豪華かが伝わってきます。
⑥MGMコタイ
カジノゲーム：ポーカー、バカラ、シックボー、ブラックジャック、ルーレット、スロットなど。
MGMコタイ
MGMコタイカジノは建物の中心に位置しており、どのエントランスから入ってもすぐにカジノエリアにアクセスできます。
カジノ内には500台のテーブルと2,500台以上のスロットマシンがあり、プレイヤーは主に中国人です。さらに、上階にあるレストランでは中国料理がメインで提供されています。
マカオのカジノの中で、MGMコタイは比較的控えめなスタイルを持っています。
ホテルのロビーには、歴史や文化が感じられる芸術品が飾られており、特に中国の古い王室のアンティークが多く展示されています
