
Aリーグはオーストラリアの国内最高峰のサッカーリーグで、現在13クラブが参加しています。そのうち11クラブがオーストラリア、2クラブがニュージーランドに所属しており、酒井宏樹は現在オークランドFCでプレーしています。
Aリーグの競争力はJリーグには及ばないものの、スポーツベットの世界では非常に人気のあるリーグの一つです。
Aリーグの特徴

まずは、Aリーグの特徴をしっかり押さえておきましょう。
弱者なし
Aリーグの各チームの実力差は小さく、レアルやバルサのような絶対的な強豪チームは存在しません。
どのクラブにもリーグ王者のチャンスがあり、毎シーズン激しい優勝争いが繰り広げられます。つまり、Aリーグには明確な弱小チームが存在せず、全チームが一定の実力を持っています。
クラブ | ファイナルシリーズ優勝 | シーズン | レギュラーシーズン首位 | シーズン |
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シドニーFC | 5回 | 05/06,09/10,16/17,18/19,19/20 | 4回 | 09/10,16/17,17/18,19/20 |
メルボルン・ビクトリー | 4回 | 06/07,08/09,14/15,17/18 | 3回 | 06/07,08/09,14/15 |
セントラルコースト・マリナーズ | 3回 | 12/13,22/23,23/24 | 3回 | 07/08, 11/12,23/24 |
ブリスベン・ロアー | 3回 | 10/11,11/12,13/14 | 2回 | 10/11,13/14 |
メルボルン・シティ | 1回 | 20/21 | 3回 | 20/21,21/22,22/23 |
アデレード・ユナイテッド | 1回 | 15/16 | 2回 | 05/06,15/16 |
ニューカッスル・ジェッツ | 1回 | 07/08 | – | – |
ウェスタン・ユナイテッド | 1回 | 21/22 | – | – |
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ | – | – | 1回 | 12/13 |
パース・グローリー | – | – | 1回 | 18/19 |
エンターテイメント性抜群
AリーグとJリーグの最大の違いは、Aリーグには昇格降格制度がないことです。そのため、Aリーグのクラブは降格のリスクを気にせずにプレーすることができます。

アジアの一員
Aリーグはオーストラリアのリーグですが、アジアサッカー連盟(AFC)のメンバーであり、参加するカップ戦もアジアチャンピオンズリーグ(ACL)です。これは、🇦🇺オーストラリア代表がアジア杯に参加し、アジアの国々と共にワールドカップの出場権を争うのと同じ理屈です。
Aリーグのベッティング注意点
Aリーグのチームは降格を気にせず自由にプレーできるため、ファンを引きつけるために攻撃的な戦術を採用することが多く、これがAリーグに弱者がいない理由です。
2023/24シーズンでは、12チームが38節、162試合で総得点540ゴールを記録し、試合ごとの平均得点は3.33ゴールに達しました。首位のチームは49ゴール、最下位のチームも46ゴールを挙げており、順位に関わらず得点力に差はほとんどありません。
攻撃的なプレースタイルで知られるプレミアリーグの2023/24シーズンは1246ゴールを挙げましたが、試合ごとの平均得点は3.27ゴールで、Aリーグの3.33ゴールをわずかに下回っています。
そのため、Aリーグでは「オーバー」を選ぶ賭けが有利です。
また、Aリーグはアジアの一員として、参加するカップ戦はACLですが、成績は振るいません。2007年の初出場から2024年まで、AリーグのチームはACLで65勝69分100敗、勝率は28%未満です。
AリーグのクラブはACLのアウェー戦で、時差や環境の違い、さらには季節の逆転(北半球は夏、南半球は冬)といった不利な条件が重なり、敵地での勝利は容易ではありません。
そのため、AリーグのチームがACLのアウェー戦に参加する場合、「勝利しないベット」を選ぶのが有利です。